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繁殖をしたいから<ブリーディングタイプ>のソマリが欲しいという方がいらっしゃいますが、<ブリーディングタイプ>だったらどの子でも繁殖しても良いという訳ではありません。基本的には両親の血統が優れていて、両親も優れた特質を持っている。もちろんその子もスタンダードに照らし合わせて優れた特質を持っていなければなりません。ブリーダーは長年の経験で生まれた時にその子が良い特質を持っているかどうかある程度の判断は出来ます。また子猫を譲る時点でも判断は出来ます。ですから譲ってもらう段階では<ブリーディングタイプ>という事で譲ってもらえるわけです。

しかし、必ずしも期待通 りに育たない子もいます。途中でカラーが薄くなってしまう子もいます。思ったよりも被毛が豊かにならず、長さも短いままで終わってしまう場合もあります。スタンダードでの失格要因が出現してくる場合もあります。つまり大人になった段階で子供をつくっても良いかどうかの判断をしなければなりません。
スタンダードをよく理解しているブリーダーでしたら良いのですが、普通 ソマリのスタンダードを理解している方は少ないでしょう。<ブリーディングタイプ>でも生涯繁殖を行わず、ペットとして飼われるのでしたら何も問題はありません。

しかし、繁殖を行うのであるならば基本的にはCFAの主催しているキャットショーに出陳してチャンピオンを獲得してから行うべきでしょう。そうすればスタンダードに照らし合わせて問題のある子は失格となり、繁殖出来ない事がわかります。またタイプがあまり良くない子はチャンピオンを取得することが出来ないので、同様に繁殖には適さない事がわかります。このように<ブリーディングタイプ>はCFAのショーでチャンピオン以上のタイトルを獲得してから繁殖を行うのが、今後のソマリとしての種のレベルの維持向上につながるわけです。

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